台湾旅行を楽しみたい方はご参考に…失敗談も含めて色々書いてます

行ったのは2019年5月頃だ。

世間ではゴールデンウィークと言われているが、自分のしている仕事には、そんな時期に長期休暇などとれる環境はない。取れても3連休くらいだろう。なので2泊3日の弾丸だ。実質行動時間は1日くらいか。

よくある航空券比較サイトを色々見ていた時に、かなり安く行けることがわかり、3連休も取れたので弾丸で行くことにした。

いろんなサイトを駆使して毎日みることにより安く行ける日が見つかった

  • 利用したサイト
    skyscanner
  • 実際に予約したサイト
    エクスペディア

とりあえずskyscannerで、毎日朝・昼・夜と、1日3回はチェックするようにしていた。これを毎日行うことで、安くなっている時を見逃さないようにしていた。

このskyscannerで大切なのは、片道で検索をすることである。なぜかというと、往復で検索をしてしまうと、なぜか片道の料金が高く表示されてしまうことがあるからだ。

これにより片道ずつの最も安い料金を知ることができる。後は申し込みだ。

skyscannerで行おうとしたが、往復が高くなってしまうことに気づいたので、別のサイトから購入することに。

そこで、エクスペディアで申し込むことにした。運がいいことに、ホテルがついたセットがあったため、そちらで申し込むことに。

2泊3日でホテルも含めて、費用は26,000円前後(現地での観光の費用は除く)。正直安すぎて不安があったが、まあ大丈夫かな的なノリで申し込んだ。

実際に台湾に行くまでの間の準備

弾丸なので、細かな計画はたてられなかった。しかも、初めての台湾に深夜便で行くことになったため、色々不安だらけだった。

しかし、交通関連や向こうの地理の把握は最低限しておく必要があると感じ、バスや地下鉄の時間、経路などを中心に調べていった。

よく旅行には、地球の歩き方的なガイドブックが売られているが、正直それにお金をかけたくなかったため、ブックオフに寄って、なんかないかなーと探してると、見つかったので中古で購入。これで、経費節減に繋がったので食費にまわせることに。

持ち物は、飛行機内の荷物の重量制限のことも考え、キャリーバッグはなしで、容量が大きめのリュックと小さめのバッグで行くことに。

また、向こうでもネット通信ができた方がよいと考え、ポケットWi-Fiも海外で使えるものを契約しておいた。とはいっても、契約までしなくても、台湾では、空港内、バスの中、ホテルの中など、色々なところで無料のWi-Fiが使えるのでセキュリティのことを気にしない人であれば、なくても大丈夫とは思った。

必要な持ち物は、いろんなところで紹介されているので割愛するが、そこに紹介されていない中で必要だと感じたのはトイレットペーパーだ。以前海外に行った際に、お尻が痛くなり、大変なことになった経験があった。

おそらくトイレットペーパーのできが日本と海外で違うのだろう。日本はやっぱりすごいなと思う。

携帯ウォシュレットは別にいらないかなと思う。なぜなら、トイレットペーパーを事前に水で濡らして丸めておけば、それで充分に拭き取れるからだ。結構使えるのでおすすめの方法だ。

久々の海外で飛行機内でしておくべきことを色々忘れていていた

  • 出入国カードの記入について
    機内でCAから配られる時に貰い、記入しておくと現地に着いてからの手続きがスムーズになる。筆記用具も事前に用意しておくと良い。

しかし、このことをすっかり忘れていたので、現地に着いてからこの記入が必要なことを知った。しかもカードを受け取っていなかったので、色々歩き回ってようやく見つけて記入する羽目に…

というか、この出入国カードのことがネットで調べても全然載っていないので、意外と不親切では?と感じた。

  • 機内での服装について
    飛行時間はそんなに長くないが、機内は乾燥するので、マスク・目薬があるといいかなと思った。靴からサンダルに履き替えても動きやすくはなるのでいいと思った。ただ、寒がりな人は、やめたほうがいいと思う。

空港に着いてからの換金

日本で元に換えるのは、レート的に損になるため、現地の空港で行うのが良い。これは事前に調べていたのでわかっていた。

窓口は飛行機から降りた後だと結構混むという情報もあったので、ATMで直接元を引き出す方法にした。これは意外と操作方法がシンプルであるのにやる人が少ないようだ。

操作方法に関しては、色々なところで紹介されているので、参考にしたらいいと思う。一番気をつけるべきことは、カードの抜き忘れである。日本のATMと違って警告音がならないため、気が付かないことが多いみたいだ。

また、ATMにもデメリットはある。それは、細かい金額で引き出せないことだ。このため、バスや地下鉄に乗りたいときに、小銭がなく苦労することがある。コンビニ等で小物を買って少しは崩しておくことをおすすめする。

ここで失敗談になるが、空港内には両替機が設置されている。賢い人はここでお金をくずすことを考えるだろうが、自分の場合は、細かくなりすぎた。両替機に1000元を入れたら、10元が100枚出てきて大変なことになったので、注意しよう(笑)

深夜便で空港に着いてから台北の中心街へ行く方法

地下鉄は使えないので、バスかタクシーで行くことになる。セレブ層の人たちは、迷うことなくタクシーを使うだろうが、自分はそうはいかない。

もちろんバスで向かう。バスで行く手段を事前に調べていたので、あまり苦労はしなかったが、日本人が自分たち以外誰一人いないことに驚いた。やっぱり深夜便を利用する日本人は少ないのかなと感じた。別に周りが怖い人たちでいっぱいという感じはしなかった。

バスで向かう方法も、調べると出てくるのでここでは掲載しない。降車駅は泊まるホテルに近いところを選ぼう。中心街に着いてからはタクシーを使うのもあり。日本より金額は安く済むので人数がいる場合はおすすめする。

ちなみにバス内は、自席でスマホを充電できるし、Wi-Fiも無料で使えるので、色々調べ物するのにお勧め。
シートベルトは絶対にしたほうがよいと思った。ベルトは腰回りだけなのと、車内は揺れるので、していないと逆に危ないと思う。

後は、バスに乗る前にトイレには行っておいた方がいいと感じた。1時間ちょっと乗っていることになるので。

現地に着いてから色々と感じたこと

バイクに乗っている人がめちゃくちゃ多いと感じた。雨が降っていても普通に乗っている人が多くて驚いた。
また、日本では横断歩道は歩行者優先になっているが、向こうでは車両優先なんだと体感した。横断歩道を渡っている時、容赦無く車・バイクが突っ込んでくるので、ここは本当に注意したほうがいいと思う。

あとは外を歩いていて思ったのが、独特な臭いが街中に充満していた。後で調べて分かったが、八角というスパイスの臭いであると分かった。
下記の方でも後で書くが、このスパイスが苦手な人は、台湾旅行を楽しめないのかもしれないと言っておきたい。

また、深夜になると独特の雰囲気があり、人通りの少ないところに一人でいると少し危ないかなと感じた。まあこれはどこの国にでも言えることだが…

ホテルについてはやっぱり高いに越したことはないと思う

ただ寝るだけであれば、正直安いところでも問題ないと思う。実際に泊まったホテルは、日本語が通じず、音漏れも酷かった。しかし、シャワー(風呂なし)、冷蔵庫、洗面所、ベッド、テレビ、無料Wi-Fiなどが付いているので、寝る分には全然問題なかった。ホテル名は忘れたけど、西門駅の近くのホテルだったかと思う。

高いホテルであれば、サービス面や環境面がさらに充実するので、気になるかたまたは金持ちの方は、事前に旅行の相談窓口などで聞いてみることをおすすめする。

トイレについては使い方が日本とは違うので苦労した

まずウォシュレットはまずないと考えていい。しかもトイレットペーパーをトイレに流すことができず、そばにあるゴミ箱に捨てる必要がある。これは結構精神的に応えた。

色々なところのトイレを利用するときに、他人の拭いたものが捨てられているという現実が信じられなかった。この点で日本は本当にすごいのだなと感じさせられたのと同時に、トイレ状況においてはビジネスチャンスがあると感じ、日本のトイレメーカーに頑張っていただきたいと感じた。

あとは先述してはいるが、お尻が弱い人は、携帯ウォシュレットやトイレットペーパーを持参していくことを勧める。また、携帯ウォシュレットがなくても、トイレットペーパーを濡らしてから拭くこともできるので、ない方はそれで対応すれば良いと思う。

地下鉄は分かりやすくてよかった

日本のSuicaみたいに現地で使える「ようようカード」があるので、台湾に頻繁に旅行するつもりの人はそれを使えばお得になる。

私の場合は、現金にした。切符は日本とは違って、紙状ではなくコインを使う。乗るときはコインを改札口にタッチすると音が鳴るのでそれで通り抜けることができる。降りる時はコインを改札口に入れることで通過できる。

これは日本の切符と違って新しいなと思った。日本は切符を再利用しているのかはわからないが、コインであればおそらく再利用できるのでいい取り組みだと感じたので参考になりそうだ。今はコロナの影響で消毒はしないといけないかもしれないが、その点を除けばかなりいいのではと感じた。

最後に注意したいのは、地下鉄内で飲食はできないということだ。日本では禁止されていないので、飲み物くらいは飲む人も多いと思うが、台湾では禁止されているので注意しよう。

台湾グルメは八角が好きかどうかで美味しいかがほぼ決まってくると言っていい

私の場合は、ほとんど美味しく食べられることはなかった。先ほども触れたが、八角というスパイスが苦手みたいだ。空港に降りた途端にこの匂いがが充満している。敏感な人には結構堪えるのではないかと思う。

コンビニに入っても、この匂いが充満している。これは煮卵に八角が大量に使われているからみたいだ。だが、逆にその匂いに食欲をそそられる人も結構いるというので、苦手な人からすればそれが不思議だ。

台湾グルメには、この八角というスパイスが使われている。肉料理にはほとんど入っていると言っていい。

ここでおすすめなのが、台湾に行く前に自分の口に合うのかを確認しておくことだ。スーパーに行くと、八角の調味料が売っている。中華のスパイスコーナーに行けば見つかると思う。

これを買って自分で料理してみて、実際に口にして美味しいかを判断してほしい。ここで注意したいのは、多めに八角を入れることである。量を少なくしてもあまり意味がない。現地の料理はこれでもかというほど入れられており、街中がその臭いで充満しているからだ。

これでダメだと感じたら、後述で紹介する八角が入っていない料理を食べ歩くことをおすすめする。

台湾のお茶に驚かされる

お茶が飲みたくなったので、コンビニに入って適当に選んで買って飲んでみたが、想像していた味とは全然違い、めちゃくちゃ甘いお茶だった。例えるなら、麦茶に砂糖を入れて飲んでいるような感じだった。

どうやら台湾には、なんでもというわけではないが、基本的に甘く味付けする習慣が昔から根付いているようだ。

おそらく甘くないお茶もあると思うが、何が甘くないのかを探すのが大変なので、甘くないものが飲みたい人は、普通のミネラルウォーターを飲むことをおすすめする。

八角が苦手でも美味しい店は結構あった

鼎泰豊(ティンタイフォン)という店が日本人には人気みたいなので、そこに行ってみたが、ここの料理はハズレがなく美味しかった。

個人的にはエビ入りチャーハン、小籠包、青菜炒め、台湾ビールが絶品だった。ジャスミンティーは飲み放題なのでぜひたくさん飲んでおこう。ちなみに、ここのジャスミンティーは全然甘くなくおすすめだ(笑)

このお店の注意点は、メディアで結構紹介されている人気店のため、めちゃくちゃ並ぶことになる。お昼時で3時間は並んだかも(苦笑)

ただ、行列の対応に慣れているのか、整理券方式になっていた。整理券が配布されるので複数人で行った時は、交代で待っていれば色々周辺を観光できるので効率的だと感じた。

ちなみにこのお店は、支店があちこちにあるので、観光したいところの近くで食べることをお勧めする。

また、別の台湾グルメの話になるが、スイーツ関連は、ほぼハズレがないと言っていい。

ふわふわのかき氷や、タピオカミルクティーが王道だと思うが、どれも美味しかった。八角が苦手な人はあえてスイーツ巡りをするのもいいかもしれない。

実際はこんな感じだが、八角が苦手でもあたりの店を見分ける方法を個人的に紹介したい。

それは、八角の臭いがしないお店に入ることだ。入ってみてその香りがしたら、そこはハズレだと思って構わない。自分の嗅覚に自信がある人は是非試してみてほしい。