スマホやネット代を節約したい時の最強の組み合わせを考えてみた
正直、ガラケー時代の時からそうだが、3大キャリア（KDDI、ドコモ、ソフトバンク）が横並びで、訳の分からないような細かい料金プランを展開している状況である。
料金プランも細かくみていくと、結局は名前を変えているだけで、内容もほとんど変わりがないことが多い。メリットは安心感だけだ。
今のスマホはガラケー時代と比べるとかなり高くなっている。今は色々調べることができる時代なので、節約したい方は本当に見直した方が良い。
今は3大キャリア以外でも、十分に使える会社が出てきている。そもそも3大キャリアで使用する人は、プライドや見栄のために使用している人や、手続きが面倒だからそのままでいい人、そもそも節約する気がない人、調べるのが嫌いな人などが多い。
また、実際にそのスマホ使いこなせているのかという人にとっても、実は3大キャリアでは使用しない無駄なオプションを付けられることもあるので、そこはもったいないと感じる。使わないのであれば、もっと節約して他のことにお金を落とした方がいいのではとも思う。
是非これを機会に節約を考えている方は、一例を下記に紹介していくので参考にしてみて欲しい。
3大キャリア契約＋光回線だと、これまでの月の支出は以下の内訳であった。
- スマホ：10,000円（機種代含む）
- 光回線：4,500円
合計：14,500円
この金額をずっと毎月払っていくことを想像するだけで、あまりにもったいないと感じる。もっとどうにかならないのだろうか。
まずはスマホ本体の準備と料金プランをどうしていくか
スマホ本体については、今使っているスマホがSIMフリーに対応した端末であるのか、また、3大キャリアのものを使っている場合は、SIMロックを解除できる端末なのかを調べる必要がある。
これを調べた上で、料金プランを考えていくことになるが、調べるのが面倒だという人については、新たにSIMフリーの端末を購入することをおすすめする。今であれば、iPhoneSEなんかが安くておすすめだ。10万円の給付金の半分の価格で買えるので、そこに使ってみるのもありだろう。
ここではSIMフリーとかSIMロックという用語については、ここでは解説しないことにする。この用語で頭がパンパンになって何もしたくないという人には、今のままの料金プランで使い続けていく方が安心だと思う。それはなぜかというと、今後も情勢が新しくなっていくと思うが、その時にその時代にあったものについていくことができなくなってしまうからだ。
要するに歳をとってもずっと勉強を続けていける人だけが、賢く節約して生きていくことができるのである。そのような志を持ち続けられる人でないと、また損をする側になってしまうので、そうなりたくないのであれば頑張っていくしかないだろう。
料金プランについて色々調べると、格安SIMを取り扱っているところが良さそうだということが判明する。正直どこの会社も同じようなプランなので、つぶれなさそうなところ、使っている人が多そうなところを選んだ。
選ぶ時の注意点としては、あまり新しすぎるところは選ばないようにするということだ。そういったところは、まだ慣れてないので、サポートが不十分だったり、トラブルが起きた時の対応も十分でないこともあるだろう。また、使っている人が少ないので、情報共有が十分にできなかったりする。
当時はLINEモバイルが良さそうだったので、そちらを選択した。（今は経営状況があまりよろしくなさそうだが）
金額は以下の通りである。先ほどの1万円と比較するとかなり抑えられている。
- 月額：1,300円前後
ここまで安いのには、いろんな制約があるからだ。これは3大キャリアとしっかり比較した上で、見比べてみると良い。各社によって色々異なるので、それを見比べているだけでも面白いと思う。
LINEモバイルは、LINEを利用する人にとってはメリットが多く、LINE使用時の通信量はかからないことになっている。LINE通話なら通話し放題だし、メッセージも送受信し放題だ。（※このプランは執筆時と変わっている可能性もあるので注意）
ただ、LINE以外での通信量や通話料は別途発生するので、それを賄える人であれば、いいのではないかと思う。
要は今の自分の利用方法にあったプランであれば、それが最適であるので、安いプランを見つけて選ぶのがおすすめだ。もちろんLINEモバイル以外にも色々なところがあるので、調べてみることをおすすめする。
自身の場合は、通話はめったにしないので、あまり考慮しなくてもいいかなと思った。LINEモバイル「いつでも電話」みたいなアプリを使えば、通話料も安くできるということなので、これも選定した理由となった。
ちなみに月の通信は1GBまでのプランを選んだ。少ないと感じるかもしれないが、ポケットWi-Fiで賄うことを考えていたので、それで十分だと判断した。今は公共の無線Wi-Fiも使えるので、外でもあまり困らないと思った。
また、この1GBは使わなければ、翌月に繰り越され、最大2GBまでためられるようになっている。このため、万が一ポケットWi-Fiが使えなくなった時でも、月に2GB分は利用できると考えることができたので、それも選定した理由になる。
ポケットWi-Fiをどうするか
正直言うと、光回線の方が安く利用できることが多い。それは調べてみるとわかるかと思う。しかし、マンション住まいであれば話は別だ。
そのマンションにずっと住み続けるかというと、そんなのは分からないし、いつか引っ越すかもしれない。そうなってしまえば、マンションを退去する際に、光回線の撤去をしなくてはならなくなる。
結局は、解約月に解約できずに、違約金をとられてしまうかたちとなってしまうことが多いのだ。これが光回線のデメリットである。
同じところに住み続けられる人については、光回線を契約する方が安上がりで住むので、おすすめだ。ただし、注意すべき点もある。それは、外に出歩く頻度が多い場合だ。例えば、外や旅先でスマホやPCを使ったりする人の場合だ。こういった人にとっては、家の中にいる時間が少なくなるので、ポケットWi-Fiの方が持ち歩きに困らないのでおすすめだ。
このように、自分がこの先どのように、ネットやスマホを利用していくのかをじっくり考えた上で決めていくことが大切だ。
自分の場合は、ポケットWi-Fiについて調べてみると3,500円前後で使い放題のプランが色々あるようだ。条件面も似たようなところが多く、3日で10GBの通信量だと、次の日に制限がかかって通信速度が遅くなるところが多いみたい。こういうことを気にする人であれば、素直に光回線を選択した方がいいと思う。
正直こちらとしては、別に使い放題ではなくてもいいのではないかと思ったので、月20〜30GBの範囲で使えるようなプランがあるのか調べてみた。
するとFUJI WiFiというのが見つかった。今回選択したのは、以下のプランである。
- 25ギガプラン：2,480円／月（税別）
そんなに頻繁に動画を見たり、ゲームをしたりすることもないため、適しているプランではないかと判断し、このプランにした。
果たして利用していて実際にどうなのか、また、どのくらいの節約になったのだろうか
実際に利用してみると、全く不便がないと思った。また、ポケットWi-Fiのおかげで、外出するときにタブレットやノートPCにも接続できるようになるため、仕事やちょっとした調べ物をするのにすごく便利だった。こういった面は、光回線にはないメリットだと思う。
また、通信量の節約を意識するようになるので、無意味に動画を見たりすることがなくなり、それがかえって健康的な生活をおくることにもつながっていい感じだ。
たま〜に動画を見過ぎてしまって、通信量がギリギリになってしまうこともあるが、その時は我慢して次の月まで待たないといけないので、きちんと誘惑に打ち勝つことも必要だと思う。これがデメリットかなと思う。
見直した結果、これだけの節約に！
実際の節約結果は以下に記載する。
- これまでの月額 ：14,500円
- 見直し後の月額 ： 4,050円（1,300円 ＋ 2,750円）
- 節約になった月額：10,450円
なんと約10,000円も節約になった。これはかなり嬉しい。約2年間使っているので、計算すると、240,000円もお金が浮いたのである。
見直しを考えている方は、ぜひ検討してみてほしい。
格安SIMの回線と、ポケットWi-Fiの回線は別の会社にした方がメリットが大きいと気づく
以前ソフトバンクの回線が全国で繋がらなくなったことがあった。2018年12月頃だったと思う。この時に、たまたま気が付いたのだが、私の場合、LINEモバイルはdocomoの回線、ポケットWi-Fiはソフトバンクの回線で契約していたので、ソフトバンクの回線が繋がらなくなった時でも、docomoの回線が使え、あまり困ることはなかった。
この時に、もし同じ回線で契約していたとしたら、その電波障害が起こった時に、該当の回線で契約していれば、その期間は何もできないことになる。
この経験から、複数の回線で契約をすることで、一方がダメになっても、もう一方でリカバリーできることについて学べた。皆さんも是非参考にしてみて欲しい
契約を検討する際は慎重に行うこと
最近はどんどん新しいプランが生まれ、情報が乱立するような状況だ。しっかりと調査して、どこが自分の条件面に適しているかを判断した上で、選択することをおすすめする。
あまりに新しすぎるプランは、利用した人の評判を参考にしてからの方が良いと思う。情報が何もわからない状態で契約することは失敗に繋がりやすいので、おすすめしない。
また、契約は年縛りのものがほとんどなので、途中で解約した際の条件なども細かく確認することで、自分の理想に近づけていけるのだ。ちなみにFUJI WiFiの場合は、年縛りがなかったので、いつ解約しても違約金はとられないようになっていた。
ぜひ自分にあった契約で節約生活を送ってみてはいかがだろうか。