運動神経をよくしたい人へおすすめの方法

なんで運動ができないんだろう。やっぱり遺伝なのかとか、体型の問題なのかとかできないことにしか目を向けていない時があった。

しかし、そんなことであきらめるのはもったいないし、何かできるようになる解決策はあるはずだ。

そこで、自分なりに見つけた方法があるので紹介していきたい。

後悔しているのは、部活をやっていた頃に気づいていればよかったのだが、もうちょっと頭を使ってスポーツに取り組んでいれば、いい成績を残せたし、もしかしたら、プロスポーツ選手にもなることができたのかもしれないということだ。

運動神経がいい人は、特に何もしてない人と努力する人の2種類が存在する

何もしなくてもいい人は、なぜ運動神経がいいのかを考えてみると、やはり上手い人の真似をするのがすごく上手だということだ。自然に上手い人の真似をする能力が幼少期からの運動などで培われているのだ。

真似をすることが上手いということは、自分の身体をどのように動かしたら上手い人と同じ動きになるのかを知っているということである。

自分の特徴や癖を把握しており、どの方向にどうやって身体を動かすとやりたい動きができるのかが分かっているのである。

このように、自分がやりたいと思っている動きができる人は、かなり運動神経がいいといっていいだろう。元から運動神経がいい人はこの動きを自然とできてしまうのである。一種の才能といってもいいだろう。

しかし、運動神経が良くならない人は、基本的に自分のやりたい動きができていないことが多い。これは動画を撮ってもらうと一目瞭然だ。

本来は目標としている動きをやりたい自分がいるのに、実際に身体を動かした時に、自分のやりたい動きとは全然別の動きになってしまっている。

多くの人は、この別の動きをしているということに気がつかない。周囲からもアドバイスされることもあるが基本的に聞く耳を持たないことが多いので、そのままあきらめてしまうことが多いのだ。

これではもったいない。せっかく自分を知ることができるチャンスであるのに、そのチャンスを棒に振ってしまっている。

まずは自分ができていないことを認めることが大切だ。そこからしっかり向き合って、どうやって解決していくかを考えていくべきだろう。

実際にやりたい動きがあったとしても、難しい場合もあることを知っておこう。厳密には、人それぞれ、手足の長さ、骨格、身体の柔軟さなど異なる部分がたくさんある。

こういったことも頭に入れておくことにより、自分にあった身体の特徴の人を探して、その人の真似をしたほうが運動神経がよくなる近道になるということも分かってくるのである。

ここまでくれば、あとは自分で考えてどうすれば目標としている身体の動きを実現できるかを考えていけば良いのだ。

どうすれば運動神経を向上させていけるのか

ここでは、基礎的な体力をつけるとかいった話はしない。どんな体型の人でも、自分の身体を上手く使うことができればいいので、その点に絞って書いていけたらと思う。

まずは、今の自分の身体のことを知ることである。例えば、身体の柔らかさはどのくらいか、もっと具体的にして、脚はどのくらいの角度で開くのかなど、それぞれの部位の可動領域を確認していく。また、手や足を壁に向かって伸ばして、どのくらいの距離感かを確認していく。

こういった細かなことを、自分で思いついた限りピックアップしていく。あとは実践し数値化していく。面倒であれば、頭の中になんとなくインプットしていく。メモをとってもいいだろう。

自分の身体についての特徴がある程度理解した段階で、次は何ができるようになりたいかを考えていく。例えば、速く走れるようになりたい、ボールを遠くに投げられるようになりたいなどの目的を決めていく。

目的を決めたら、それが上達するための一般論をまず調べる。書籍でもいいし、youtubeの解説動画でもなんでもいい。

一般論には、先代の方達が築いてきた基本的な技術が載っているため、誰がそれに取り組んでも全くできないままであるということはないだろう。要は基礎的な動きはこうやるんだよと優しく紹介されているので、より組みやすいと思う。

次に、ここでインプットした技術を、どうしたら自分の身体で実現することができるのかを考える。実際に、教科書通りの動きが自分に再現できていているのか。いなければ、何ができていないのか原因を調べる。スマホで自撮り動画を撮るのもいいだろう。それが一番自分の動きを客観的に知ることができるのでおすすめだ。

実際に最初の段階で自分をめちゃくちゃ分析していれば、どうすれば解決できるかが見えてきやすい。

例えば、重心(前にかかるタイプなど)、骨格(人差し指が長い)、バランス(前後に強い、左右に弱い)、自然(寒い時はだめ、湿度が高くても平気、雨に強い)などがあるだろう。これ以外にももっと細かく調べることで、自分の動きに役に立つことを数多く知ることができるようになる。

こういった分析を終えて、実際にアウトプットしていこう。その時も、上手くいった原因、ダメだった原因をしっかり分析する。とにかく、分析→反省→改善→実行を上手くいくまで繰り返すことが重要である。

しかし、中には、もうこれ以上上手くならないし、改善策を思いつかないこともあるだろう。そんな時は、先述はしたが、自分の特徴に当てはまるタイプの人に近い人を見つけて、その人の真似をすることである。プロの選手でも身近な上手い人でも誰でも構わない。とにかく自分と似た特徴を持っている人がいれば、それを取り入れることである。

また、別の方法もある。書籍や動画で紹介されていた方法で本当に上手くなるのだろうかという疑問が生まれることもあるかもしれない。正直そのように感じた人は、プロスポーツ選手になれる可能性を秘めているかもしれない。それは、自分で新たな可能性を考えられる力を秘めているからだ。

何より教科書に書いてある基本から離れた新たな動きにより、その運動ができるようになることができる可能性を秘めているからだ。つまり、自分が一番最初に発見した、自分だけの方法論ということになり、それがメジャー化すれば、それが教科書の基本になる可能性がある。このように自分の可能性を追求することができる人は、プロになれる人が多いのだ。

また、こうした方がもっと良くなるのではと考え、自分を実験台にし、色々試した結果、新たな方法論が見つかれば、それが対戦相手にとって新たな脅威となるかもしれない。

要は、自分で考えてひたすら分析する人が、上手くなる可能性があるのだ。自分で頭を使っている分、それを運動神経が良くなることだけでなく、仕事やプライベートにも活かすことができるので、おすすめしたい。