メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種受けてきました

なんとなく最近、会社での立場上教える機会が増えてきたので、せっかくだし受けてみることにした。

心理学系の本はよく読んでいたし、もっとメンタル面のことや会社の中でのルール的な側面も含めて学習していけるので、無駄にはならないだろうという思いで始めた。

学習計画を立ててみた

調べてみると年に何回か試験があって、直近が11月だったのでその日程で申し込んだ。

ちなみに、勉強を始めたのは9月中旬からである。約1ヶ月半くらいである。

それまでに、色々下調べしてみて、勉強期間は人によって違うみたいだが、大体は1ヶ月の間、毎日2時間くらいのペースで勉強時間を確保できるようなら合格できるとの結論に達した。

しかし、私はそこまで時間を確保するのが難しいかなと感じたので、1ヶ月半という期間で設定して余力をもって勉強することに…

勉強方法はどうするか

こちらも調べてみると、公式の過去問だけでいい、公式の参考書はいらないなどの意見が多く見受けられたが、こちらとしては、ただ合格するだけが目的ではなかったので、両方とも購入することにした。

ちなみに、公式の過去問と参考書については、意外と高い。1冊約3,000円くらいだ。新品で両方買うとこれだけで6,000円とられる。しかも受験料もこれにプラスして取られるので6,600円。

正直バカバカしい金額だけど、仕方ない。これは資格を運営している人たちの懐に入るのだろうけども、まあ勉強になるからいいか…

と思ったけども、私はお金をかけたくないので、書籍についてはメルカリなどで探して中古でゲットした。想定していたよりも半分の予算で済んだのでラッキーだった。

実際に行った学習の進め方

公式テキストを章ごとに読み進め、その章を読み終わった段階で過去問の該当する章を解いていく。

例えば、公式テキスト1章を読み終わった後に、過去問の1章を解いていく。間違った問題はチェックをつけておく。また、合っていても間違っていても過去問の解説はしっかり読む。

間違っていた問題に関しては、なんで間違ったのかを意識して確認しておく。
例えば、問題文をちゃんと読めていなかったのか、内容に関する理解ができていなかったのか、覚えるところを記憶できていなかったのかなど、原因を見極めることで記憶に定着しやすくなるのと理解も進んでいく。

こんな感じでまず1周する。2周目も同じ流れで行う。

ちなみに2週目は、できなかった問題のチェックだけでなく、できなかった問題に対して、公式テキストに該当する部分に、付箋やマーカーなどで目印をつけながら進めていった。

3周目は、章ごとには読まずに、一気に通して公式テキストを読む。それから問題を全て順番に解いていく。時間がない場合は、苦手な問題のみを通して解くこともお勧めだ。

試験当日と結果

結果については、12月に発表なので、まだ出てはいないが、自己採点では合格圏内に届いたので、おそらく合格できただろうと思う。

試験当日は、コロナの影響もあって、対策が色々施されていた。

座席の配置は、3席の長テーブルに1人で、前後のテーブルは空けていたり、隣の席に荷物や上着を置けないなど、対策がされていた。

また、会場に入場する時は、サーモグラフィーみたいな機械で検温して、消毒液も毎回出入りする際は、つけるように徹底されていた。もちろんマスク着用は必須であった。

実際に受けてみて思ったこと

産業医や管理監督者などのことを少しでも知ることができてよかった。会社の規模によって色々ルールが定められているので、今後も状況によってそれらのルールが変わることもあるとは思うが、基本的なメンタルヘルスに関することを知ることができてよかったと思う。

Ⅱ種については、ラインケアに関することではあるが、勉強してみてセルフケアに関する情報も掲載されていたので、相手のことだけでなく自分のことにも役に立つ知識を得られたのかなと思う。

こういう状況の時は、こう動けばいいんだといったことがなんとなく体系的に理解できるようになったので、今後に生かしていきたいと思った。

結果はというと…

無事合格!会社によっては資格手当がもらえるところもあるようなので、皆さんも受けてみてはいかがでしょうか。