過去のトラウマを思い出して叫びたくなるときってないですか？どうしたらいいのかちょっと考えてみました

ふとした瞬間に、なぜか過去の思い出したくもないことを思い出し、叫びたくなるような時はないだろうか。

なんでそんなことが起きるんだろう。どうやったら思い出せないようにできるのだろうか。

どんな時にトラウマは引き起こされやすいのか

色々考えてはみたが、その時の精神状態が一番大きいのではないだろうか。

精神状態が絶好調な時は、色々やりたいことができているし、周囲からも信頼されたりするなど、いいことしかない。

そのような状態では、迷いがないため、過去のトラウマを思い出す余裕もなくなり、脳からの指令がストップしているのではないだろうか。

一方で、精神状態が不調な時はというと、何かしら自分の中で迷いや不安、悩みなどが発生しているのではないだろうか。

ちょっとした小さなことに対しても、脳は敏感だ。何かほんのわずかのきっかけでも、過去のトラウマが思い出されることがあるのは、そのためだ。

記憶の面でも、悪いことの方が記憶に残りやすいようだ。なぜなら先ほども述べたように、絶好調の時は悩みなどがないため、なにも記憶に残しておく必要がなくなると脳が判断してしまいやすいからだ。

なので、できるだけ好調な状態でいられる努力をする必要がある。

正直言うと、トラウマをゼロにすることはできない。しかし、思い起こされる回数を極力少なくしていくことはできる。

自分のトラウマを何個があげてと言われても、急には出てこないと思う。なので、トラウマが思い起こされた時に、その都度、それがどんな内容であるのかをメモする習慣をつけていこう。

また、この時に、トラウマの内容とともに、それが思い起こされるに至った行動についてもメモをとっていく。

こうすることで、今後はその行動を回避するよう心がけることができるので、思い起こされる回数も少なくしていくことができるだろう。

ただ、回避するだけでは、根本的な解決には至らないかと思うので、トラウマに向き合っていく方法も紹介していこう。

先ほどメモをした内容に、さらにプラスして次の項目を記入していく。

そのトラウマに対して、自分はどのような行動をとっていればうまくいったのだろうか。

トラウマに対する解決策を自分で考えることによって、今後同じような場面に遭遇した時、正しい行動をとることができるようになるのだ。

要は、失敗した経験を反省し、成功するにはどうすればいいのか考え、実践するということだ。

これにより、自分で考えた行動は少しずつ改善されていくだろう。

必ずしも成功できると断言はできないけれども、一番初めにとった行動よりは成長した行動がとれていくようになると思う。

人は色々考えてしまう生き物だ。ぼーっとしてても何かしら考えているし、勉強してようがテレビを観ていようが別のことを考えてしまっていることがよくあると思う。

そうならないために、1日に何分か何も考えない時間をつくると良いだろう。

何も考えないということは、普段たくさん働いてくれている脳のリフレッシュにもなるし、精神を落ち着かせるのにも役に立つ。結構いいことずくめだ。

そこでおすすめなのが、瞑想だ。アニメでも精神統一や修行の場面などで、よく描かれることが多いと思う。

目をつむり、静かな環境で、呼吸に意識を集中し、吸う吐くを一定のリズムで繰り返していく。

なぜ呼吸に意識を集中するのかというと、何も考えないで呼吸をしていただけでは、必ず別のことを脳が考えてしまうからだ。

これでは肝心の何も考えない時間をつくるということには繋がらない。

とにかく息を吸ったら、「今自分は息を吸っているな」、息を吐いたら、「今自分は息を吐いているな」と意識していくことがおすすめだ。

正直姿勢も正したりなど、色々なやり方があるけども、一番大切なのは、意識の部分である。

これができていれば、今まで感じていた不安などから意識が離れる時間が作れるので、脳をコントロールすることに繋がり、トラウマを思い出す機会も少なくなっていくのだ。