集中できないとき、どうすればいいのか考えた答えがこちら

皆さんは集中したい時に集中できているだろうか。

気が散ったり、細かなミスが増えたり、イライラしたり、他のことをやり始めたり、違うことを考え始めたり、などなど…

このように集中できない原因としていろいろなことがあるかと思うが、どうすればいいのだろうか。

人それぞれ集中できる環境が違うので、まずはそれを見極める必要がある

どういうことに対して、どういう状況の時に集中できるのか、できないのかなど、まずはこれまでの自分を振り返ってみて、集中できていた時をピックアップしてみることが大切だ。

  • 人が多い・少ない場所だと集中できる
  • 人に見られている・見られていない時に集中できる
  • 騒がしい場所・静かな場所で集中できる
  • 怖い人がいる・いないと集中できる
  • 仲良しな人がいる・いないと集中できる
  • 家の中・外だと集中できる
  • テレビやラジオがついている・ついていないと集中できる
  • スマホがそばにある・ないと集中できる
  • 立っている・座っていると集中できる
  • ネット環境がある・ないと集中できる
  • 図書館・自習室が集中できる
  • 間食する・しないと集中できる
  • 甘いものを食べる・食べないと集中できる
  • 飲み物を飲む・飲まないと集中できる
  • 運動する・しないと集中できる
  • 朝・昼・夜が集中できる
  • 短時間の睡眠後に集中できる
  • 晴・曇・雨の日が集中できる

などなど、様々なことがあげられるので、思いつく限り挙げていけば自分がどんな時に集中できるのかを把握することができる。

これを把握した上で、自分に集中できる環境に近づくように自分で整えていくことが必要になる。

自分の特性を把握した上で、さらに集中できる環境にしていくには

ここからは一般的に言われているようなことも挙げていく。併せて活用すれば、集中力はさらに高まっていくだろう。

やることを決めたらすぐにやり始める

人は、作業をやり始めると意外とすんなりと、その作業に向けて集中していくことができる特徴がある。
これを利用して、まずはちょっとでもいいから実行し始めることで、集中できる環境に近づけていけるのだ。

自分の目が入るところには、集中したいもの以外は置かないようにする

これはよくきく話だと思うが、誘惑がなくなるという意味で効果がある。

先ほどの話にも通じるが、他の誘惑があるとそちらの作業を始めてしまうことが多くなってしまう。それを始めてしまえば、結局本来のやりたいことができなくなってしまうので、誘惑をあらかじめ排除するということは大切なのだ。

負担が大きいものや考える系のことは朝方に行う

朝方は起きたばかりのため、頭の中が整理された状態になっている。これは睡眠中に脳が頭の中を整理しているからである。
このため、朝方は簡単なことを行うよりは、頭を使うようなことに時間を使うことをおすすめする。

15分おきくらいに別の作業に切り替える

ずっと同じことをやっていると、人は飽きてしまう。興味のないことであれば、睡魔が襲ってきたりすることもある。

そんな時は短時間おきに別の作業に切り替えていくことがおすすめだ。これにより、ずっと同じことをしているよりも集中しやすくなるのだ。15分と設定はしているが、これは目安のため、自分の作業がきりのいいところで終わった時点で、他の作業に切り替えていけばいいだろう。

体を適度に動かしながら作業をする

これはどういうことかというと、以下のようなことだ。

  • 立ったまま作業をする
  • 貧乏ゆすりしながら作業する
  • ガムを噛んだまま作業する
  • 筋トレしながら作業する

色々あるが、じっとしているよりは、集中できる効果があるので実践してみてほしい。ずっと座りっぱなしや、同じ姿勢のまま過ごすのは体によくないので、1時間に1度は休憩する時間をつくることがおすすめだ。それが体にもいいし、頭の切り替えにもつながるため、さらに効率的に作業を進めていくことにつながるのだ。

ある程度1日の作業を規則的にしておく

朝起きたら歯磨きをしたり、寝る前はお風呂に入るなど、人には決まった習慣があると思う。このことが、できなければなんか気持ち悪い感じがする。この状態が大切だ。

これを利用して、作業も歯磨きなどと同じように習慣化できるようにしていくのだ。毎日決まった時に作業ができるようにルーティンを作っていく。

ルーティンとは、スポーツ選手で例えると、イチローであれば、バッターボックスに入ってバットを立てる動作をやっていると思うが、あんな感じで何かをやる時に、毎回自分が必ず決まって行うようにしていることを指している。

ルーティンを作ることで、習慣化できるようになるので、集中できる環境に近づけていけるのだ。

以上になるが、使えそうなものがあったらぜひ実践してみてほしい。