フリーランスで未知のものに挑戦する時の心構えと決めごと
今回はWebサイト制作での失敗関連のエピソードをまとめていきつつ、フリーランスで未知のものに挑戦する時に個人的に重要だと思った部分についてまとめていければと思います。
それではみていきましょう。
サポート窓口があるか
例えばフォームはこれを導入したいとか、ECサイトのプラットフォームはこれを使いたいなどがあると思います。
その際、マニュアルをみて不明な点が出てきた時に、公式窓口にヘルプを求められる体制があるかどうかは事前に確認しておくことをおすすめします。
経験がなければ事前に検証しておく
自身のサーバーやドメインがあれば、事前に検証することができます。今では無料で用意できるところも多くなってきました。
ただし、サーバーやドメインを無料で用意できても、他のプラットフォームは有料でないと導入できないものも中にはあります。その際はいざ実践というかたちになるので、どんな機能が必要になるのかを確認した上で、マニュアルの該当箇所を読み込んでおくことが必要になってきます。
ここで不明点が出てきた時にサポートに聞いてみて、どのくらいで回答が得られるのかを計算しておくこともよさそうです。
勝手にGOが出ないようルール化しておく
自分は普段は実装を主に担当していますが、Webサイト制作は基本的にチームで役割ごとに動いていきます。
例えばですが、ディレクターとクライアント間で、勝手に実装できるかわからない機能面の話が前に進んでしまうこともあるかもしれません。
実際には実装側で調査する必要があるのに、そういった相談もなく前に進んでしまうと後々トラブルに繋がってしまうこともあるでしょう。
これは実装に限らずですが、できるできないの判断を下すときは、なんとなくで進めるのはやめた方がいいです。一次情報やサポート窓口などで確実にできる判断となってから進めるのがよいでしょう。その時にチームの担当者とあわせてコミュニケーションがとれると、導入に備えた準備なども進めやすくなると思います。
導入するサービスの最新の動向は常に追っておく
導入しようとしているサービスが、突如大きく仕様が変わることも想定されます。
料金プランが変わったり、新しくできることが増えたり、既存のものでもやり方が変わっていたりなどが起こる可能性もあります。
なかには情報が更新されてから、実は以前やりたかったことができるようになって導入しようという方向に動くこともあります。そうするとクライアント側からの信頼も高まりますよね。
通常よりも時間が多くかかるという想定
未知のことに立ち向かうため、スケジュールは多めにとっておきましょう。
できれば後ろが決まっていないものがいいですが、決まっていてもいなくてもスケジュールは想定より長めに引くことがおすすめです。
自分の場合は、未知のことであることをクライアント側に事前に伝えてスケジュール調整をしていくと思いますが、ここは人それぞれだと思います。
やりたいことができない場合の代案を用意しておく
これは経験値が多くないと難しいことですが、もしやりたいことができない場合、別のアプローチができないか考えてみましょう。
中には、本来やろうとしていたことよりもさらによくなることもあります。
そしてそれが、デファクトスタンダードになることもあるかもしれません。
業務範囲を明確にしておく
これは未知のものに限らずですが、書いておきます。
どこからどこまで自分が対応すべきところなのか。これを明確にしておかないと大変なことになります。
自分は結構苦手な部分になりますが、実際にやってみて後から色々と気づくことがあります。
個人的なポイントですが、事前に提示される業務内容を見て、実際に作業している自分を具体的にイメージすることかなと思います。
その中で、いろんなことが想定できますので、質問・確認リストを作って不明点を潰しておくことがおすすめです。
実際に自分が体験したこととしては、仕様が伴う実装調整や実装可否の調査などをする認識でいたが、実はそれ以外のすべてのところも自身で担当しなければならなかったということもありました。
稼働できる日程、時間帯を明確にしておく
これは未知のものに限らずですが、書いておきます。
フリーランスの割合が多いチームで組んでいるとよく起こりがちなことです。
フリーランスの場合、土日祝の休日に稼働している方もいますし、早朝や夜間関係なく稼働している方もいます。
ここで大変なのが、各担当者の稼働時間帯がチームでバラバラな時です。
土日祝に連絡しても他の方は稼働していないので、確認が進まないといったことがおきます。これは夜間や早朝なども一緒ですね。
事前に予定などをお互いにコミュニケーションとりながら管理することもできますが、休んでいる時にどうしてもスマホで通知を見てしまいますよね笑。そこで見てしまえば、頭が休まらずPCに向かってしまうことはないでしょうか。
はい、自分がまさしくそれです…
ですので、事前の予定の共有も大切ではあるのですが、各自この時間は対応できないし、連絡も見れないなどの決め事はしておくべきなのかなと思います。お互いやりやすくなりますよね。
ただし、リリース直前などはできる限り、どの時間帯でも対応できるように調整することがおすすめです。なるべくトラブルなくリリースしたいですからね。
他にもたくさんありそうですが、思いついたままに書きました。